皆さん御機嫌よう。
最近ツイッターで目にしたのですが、「恋心を利用した投資詐欺」が流行っているようです。
なんでも「ロマンス詐欺」というらしい。
女性の恋心を利用するなんて、けしからん!!
一人でも被害が減るように、どのような手口で詐欺師が女性に言い寄るのかを調べてみました。
ロマンス詐欺とは
恋人や結婚相手を探すマッチングアプリで恋心を抱かせ、現金などをだまし取る行為を「ロマンス詐欺」と言い、
新型コロナウイルス禍で外出の機会が減ったことで、マッチングアプリを利用する女性が増えているようです。
詐欺師がマッチングアプリを利用し、女性に恋心を抱かせ、投資話を持ち掛けてくるようですね。
相手のことを好きになった手前、相手を信じたい気持ちにとらわれると被害から抜け出せなくなることが多いようです。
国民生活センターによると、インターネット上の出会いに絡む投資トラブルの相談は2019年度に5件、昨年度は84件だったが、今年度は7月末までで既に84件に上ったとのこと。
2ロマンス詐欺の手口
ロマンス詐欺の手口ですが、基本的には以下の流れで騙してきます。
1:SNSやマッチングアプリを使用し接触を図ってくる。
基本設定が日本在住の外国人でSNSやマッチングアプリを利用し接触を図ってきます。
プロフィールの内容や写真もしっかりと設定しており、ぱっと見では詐欺師か本当の外国人なのか分からないようですね。
多くのメディア情報によるとプロフィールの写真はほどんどがネットで拾ってきた画像のようです。
2:片言の日本語で愛を叫びはじめる
日本在住の外国人という設定をフル活用し、片言の日本語で愛を叫び始めます。
「あなたの様に素敵な女性を見たことがない」「とても美しい」「あなたが好きだ」などなど、
片言の日本語を使い女性に愛を叫ぶのです。イケメン外国人が片言の日本語で愛を伝える姿を想像すると、
「私のために頑張ってくれているんだ可愛いな・・・私好きかも」とか思っちゃいますよね。
3:ロマンス詐欺師からの失恋攻撃
女性が好意を持ち始めると、ロマンス詐欺師が「私さいきん彼女に振られた」と言ってきて、自然と慰める流れになります。
ここまでくると、ロマンス詐欺師が演じる外国人が「こんなに心を痛めている。私が何とかしてあげなくちゃ!」と思ってしまうんですね。
ロマンス詐欺師からすると下準備完了と言うわけです。
3恋心と投資チャンス
相手を惚れさせ『恋人関係』になったところで、ロマンス詐欺師は「自分は投資会社に勤務していて部下を持つポストにいる」など、投資会社で自分が良いポジションにいることをアピールしてきます。(もちろん嘘情報ですが)
SNSのやり取りでロマンス詐欺師は「良いポジションにいるため自分の所には良い投資話が入ってくる」とか、「今回滅多にないチャンスの投資案件が来た」とか適当なことを言ってきます。
ターゲットの女性はロマンス詐欺師に惚れている訳ですから、「今投資すればあなたも稼げるから一緒に投資しよう」囁かれると、
「投資話を断って嫌われたくない心理」と「彼が儲かってるから、私も彼の言う通りに投資すれば儲かるかもしれない心理」の二つが相まって、お金をロマンス詐欺師に渡してしまうようです。
お金を渡した後は、ロマンス詐欺師からの連絡が途絶えて、ターゲットの女性は「自分は騙された」と気づくようです。
まとめ
恋心を利用した『ロマンス詐欺』は被害者の心を傷つけるだけでなくお金も騙し取るという非常に悪質な詐欺です。
人を騙してお金を取る詐欺師が一番悪いですが、詐欺師に騙されないように私たちも自衛をしないといけません。
恋人からお金儲けの話がでたら鵜呑みにするのでなく、いったん自分で情報を調べたり、
実在する証券会社へ「こんな投資の話を聞いたのですが、実際にそんな投資の案件ってありますか?」と問い合わせるのもありですね。